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名前のない日記

俺の俺による俺のための憑き物落としをしています。

結婚が「昔話」になる日がいつか来るかもしれない

長らく更新をさぼっている間に年が明けて、2016年になってしまいました。ついにエヴァンゲリオンやバックトゥザフューチャーが過去のことになってしまったわけですね。うへぇ。

まぁ不真面目に不定期にがこのブログのモットー(今決めた)なので、気にせず書きたい時に書きたいことを書いていきたいと思う。

てなわけで、今年もよろしくお願いします。


 ***

たまに見つけるとついつい読んでしまうゲンダイの連載がある。男女関係や結婚なんかについてのよもやま話なんだけど、こんな下りがあった。

広告A みんな、そんなに戦略的にやってるんですか? そんなに結婚するのって難しいんでしょうか。


二村 いや、難しいことなんだと思いますよ。


(中略)


二村 勢いで結婚できた人たちは、これからの時代、わりと離婚することになるケースが少なくないと思うけどね。運よく相性バッチリだったのなら別だけど。昔は社会が結婚を強要していてかつ離婚をしないほうが有利な人生がおくれた。


でも今は、そんなことないんだよね。これだけ結婚しにくくて離婚しやすい世の中になると、今言ったようなステップをちゃんと踏んで結婚して、結婚したあとも関係のメンテナンスをし続けていかないと、幸せな夫婦生活はおくれない。だから何度も言うようだけど、それを大変だと思うなら、恋愛も結婚もしなくていい。


永く愛される男がやっている 「結婚までに踏むべき3ステップ」 二村ヒトシ×川崎貴子@恵比寿【第4回】 | 美女社長とAV監督のスナック人生相談 | 現代ビジネス [講談社]

社会が結婚を強要しないようになったこと。晩婚化や少子化の根っこは、個人的にはこれだと思っている。

少子化なんて言うと悪いことのように聞こえてしまうけど、今を生きる人にとってはけしてそんなことはなくて、誰もがより自分の意志を優先して(言い換えれば、エゴイスティックに)生きることが出来るようになった、ということなんだよね。

結婚しにくくなった、というのは実は正しくなくて、ずっと昔から、恋愛を通じて結婚に至るのは変わらず難しかった。ただ、昔は楽に生きるためには男も女も結婚するしかなかった。そのためのシステムが整備されていたし、その他の選択肢が現実的にはほとんど存在しなかった。今は違う。

結婚しなくても良くなった結果、結婚しなくてもいい人たちが結婚しなくなった。ただそれだけのことなんじゃないか*1

今は多分その過渡期で、しばらく後には「ほとんどの人が結婚を考えたことのある時代」なんてものが昔話として語られる時が来るのかもしれない。

その時、世界がどう変容しているのか、またどう変容していこうとするのかは興味があったりする。その時俺はこの世にいないかもしれないけど。

個人主義の行きつく先。「人類の革新」なんてものがあるとすれば、もしかしたらその辺りに一つの解があるのかもしれない。妄想が捗るわぁ。

*1:こういうことを書くと「お金がなくて結婚したくても出来ないんだ!」なんて言われたりもする。そういう人も中にはいると思うが、それと同じくらい、それを言い訳にしている人も多いんじゃないかな、と思ったりもする。