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名前のない日記

俺の俺による俺のための憑き物落としをしています。

新聞社の選挙特設サイトについて思うこと

選挙も近いし、選挙について書くか。

と言っても特に言いたいこともないのでアレなんだが、各新聞社のサイトを巡っていてちょっと思う所のあったサイトをいくつか紹介しておこう。




朝日新聞と東大の共同調査によって作られたサイトで、中々手が込んでいる。

自分の地域を選択した上で、政策政治スタンスに関する質問に該当地区の候補者がどう答えたのかが一覧できる仕組みになっている。




昨今の政治情勢から考えられる一般的な争点っぽい25の質問にまず答え、各候補者と自分との一致度がわかるサイト。「こいつと近いのか…」と若干自分に疑問を持ってしまったのは秘密だ。



他社も部分的には面白いなーと思ったサイトはあるけど、「凝ってるな」「頑張ってるな」と思ったのはこの二つだ。

さて、しかし「凝ってる」のと「役立つ」のはまったく別だ。

こういうサイトを眺めた所で、では俺は、これらのサイトを参考に投票行動を決めるのでしょうか。

答えはNOだ。

新聞社さんも、ここまで頑張って作ったならPDCAサイクルのCをぜひ回してほしい。このサイトを見て自分の投票行動を決めた、あるいは大いに参考になったと考える人はサイトを見た人の中でどのくらいいるのか。

なぜ参考にしないかというと、俺の答えは簡単だ。

こんなアンケート結果だけ見せられても「その人がどういう人なのか」「永田町でどういう働きを期待できる人なのか」がさっぱりわからないからだ。

変な話、アンケートに答えるくらいだったら別に俺だって出来る。朝日さんのサイトに俺の顔のっけてもらって、右に左に動かしてもらえばいい。

俺が議員さんに期待するのは「ちゃんと仕事してくれること」だ。政党所属の場合は、その政党の公約に期待する、という面もあるにはあるが。現職や議員経験者なら、議員時代にどういう仕事をしてきたのか。政党の中でどういう立ち位置にいるのか。新人なら、どういう経歴の持ち主なのか。

ざっくり言うと、その人が「どういう仕事が出来る人なのか」という情報が知りたいんですよ。政策に対する思想信条は確かに参考になるかもしれないけど、それが全てじゃないと思うんですがね。

まぁ新聞社のサイトなんで、Webは暇つぶし程度のコンテンツで「詳しい話は新聞とってよ」というスタンスなのかもしれないけど、こういう「わかりやすさ」だけを追求して、落っことしてはいけない大事なものをどこかに落っことしてきたようなサイトを見せられると、なんか、率直に言うと「バカにされてるのかなー」という気すらする。

「Web見て投票決める奴なんてこの程度の情報で十分なんでしょー?www」みたいな。

もちろんコラムや新聞報道に関するリンクもあるので、情報量に不満があるというわけじゃない。しかし、こういうサイトに費やす労力があるなら、もっと別の生かし方があるんじゃないのー、といち読者として思っただけだ。