名前のない日記

俺の俺による俺のための憑き物落としをしています。

そんなきれいな思い出だけで、全てを肯定することはできないものだろうか。

色々あって更新が滞ってしまった。特に書くこともなかった…というわけでもないんだけど、どうにも筆が向かなかった。正直言うと、今も向いてない。

 


14日に国民的アイドルグループ・SMAPが今年12月31日で解散することが報じられた。ネット上では「誰が悪いのか」について様々な意見が飛び交っているが、その大きな流れにいまいち乗り切れないのは、こういう人間関係トラブルについて「誰かが一方的に悪い」なんてことは基本的には無いと思うからだ。

あの時こうしていれば、とか。後悔を思えばきりがない。誰も悪者に出来ず、ただ受け入れるしかないことも人生にはある。

誰もがそれぞれに、何らかの「理由」を抱えている。それが表面化しないのは、それを殊更に大声で喚き立てることではない、とその人自身が知っているからだ。

「理由」と「理由」がぶつかり合えば軋轢が生まれる。そのこと自体は、誰にも責められることじゃないと俺は思う。

全ての良くない出来事の責任を擦り付けられる「この世全ての悪」が本当にあれば良かったのにね。

残念ながら、そんなものはない。あるとすれば、それは「苦しい」ことを「苦しい」とも口にさせてもらえなくなった哀れな誰かなんだと思う。

俺はそんな彼に、あるいはそんな彼女に、心の底から同情する。

 

つい先日なくなった俺の母親はSMAPの、とりわけ木村さんが大好きだった。

彼がテレビに出ると、普段あまり笑わない母が少しだけ笑顔になった。

そんな母も、5人で輝いていたSMAPも、過ぎ去ってしまってもうこの世にはない。

全ては過去になってしまった。

そんなきれいな思い出だけで、全てを肯定することはできないものだろうか。

 

 

 

 


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