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名前のない日記

俺の俺による俺のための憑き物落としをしています。

夢に引っ張られて自分を見失いそうになった初夢

わが家はいちおう喪中なので、今年は初詣には行っていない。

とはいうものの、Google先生に「喪中 初詣」とおうかがいをたててみると、どうやら行ってはいけないわけでもない(いちおう四十九日は過ぎてる)らしいので、単に人ごみの中に飛び込んでいきたくないだけなのかもしれない。

かわりにと言ってはなんだが、夢を見た。

どんな夢かというと、自分が今の記憶や経験を持ったまま高校時代に戻るという、よくある俺TUEEE系の話だ。

夢の中の俺は長年の社会人生活その他で培った対人スキルを駆使して教室の中で上手く立ち回り、それなりのポジションを確保したある時、ふと気づいてしまうのだ。これ、もしかして夢なんじゃね?と。

普通ならそこで今の自分が立ち戻ってくるものなのだが、その時は違った。なぜか俺は「ああ、俺は死ぬんだ。これは俺が死ぬ前に見る最後の夢なんだ」と思い込んでしまった。

なぜそんなことを思ってしまったかはわからない。年末ごろ、ふと頭が痛くなって(恋ではない)、「もしかしたら俺は脳梗塞とかでもうすぐ死ぬのかもしれない。年明けは迎えられないかもしれない」と無意味な絶望を感じてしまったことが関係あるのかもしれない。

夢の中の時間感覚がどうなってるのかわからないが、その後もすごく長い高校生活を過ごしたような気がするが、夢と気付いたその瞬間から、夢の世界のリアリティーは徐々に瓦解していった。そんな曖昧な世界の中を泳ぎ切り、なんとか卒業を迎えたその時夢が覚めた。

夢から覚めたその瞬間、夢の中の自分と今の自分がうまくつながらず、いつもの寝室がやけに他人事のように感じてしまっていた。断片的な記憶をたどたどしく結線していくと、ようやく自分が何者かを取り戻すことが出来た。

夢に引っ張られて自分を見失いそうになる体験は、実はこれが初めてではないけど、夢の中で「自分はもう死ぬんだ」と思い込んだことは今までになかった。

今の自分の意識は死ぬ前に見ている夢のようなもの、というのは妄想のネタとしてよくある話だ。死ぬ前に見る夢は、もう既になくなってしまっている親しい人を見るものらしい*1が、なくなった母親はこの夢には出てこなかった。俺はまだまだ生きられるのかもしれない。零細はてなアカウントとしての死の可能性はかなり高いけど、死なないように細々と頑張りたい。

トピック「初夢」について